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2023/12/17

#BSMAC2023 日本酒ビギナーにお薦めしたい 一杯

Togassy 2023/12/17

#BSMAC2023 の記事になります。

BSMアドベントカレンダーは、BSMメンバーがクリスマスまでの期間中、毎日マガジン記事を投稿する企画です。BSMメンバーでない方も全て読むことができますので、クリスマスまで一緒に盛り上がりましょう!
詳細についてはこちらをお読みください。


【自己紹介】


初めましての方、初めまして。お会いしている方はお世話になっております。‌‌‌‌

自称 Backspace.FMの日本酒の人 Togassyと申します。‌‌‌‌

本職はSEですが、近年は日本酒の世界にどっぷりつかり、日本酒の資格を取得。‌‌
今年は酒蔵さんのイベントスタッフも経験しました。‌‌‌‌
引き続きテイスティング勉強中です。

推しの酒蔵さんのスタッフに挑戦しました

今年はBSFMオフ会を含めて、リスナーの皆様にお会いし‌‌日本酒を熱く語らせていただく機会が多くなりました。‌‌‌‌

オフ会以外でも、私が参加者として参加した日本酒イベントや、‌‌スタッフとして参加したイベントにも遊びに来ていただけることもあり、‌‌非常にうれしい一年になりました。

昨年は、私が日本酒飲みとして、またコミュニティにいる中で
感じた事や年末年始に飲むお酒としてお薦めしたいお酒を記述させていただきました。

お酒に関しては同様の季節ものが出ておりますので、
今年も一部参考できるかと思います。
#BSMAC2022 日本酒の魅力とクリスマス・お正月にオススメしたい5本 (backspace.fm)

BSMのバルシャークさん、noriさん達と参加したイベント↓

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【趣旨説明】


今回は
「日本酒ビギナーにお薦めしたい 一杯」
と題しています。

私のような酒飲みには、

「日本酒は気にはなるんだけど、何を飲めばいいの?」

とご相談いただくことがあります。

ご相談者様が普段飲んでいる飲み物や
食べ物で、日本酒のセレクトはかなり変化してきます。

ですので、万人に受けするかはわかりませんが、
出来る限り意識したいと思っています。

この企画で一番大切にさせていただきたいのは

「買えること(買いやすいこと)」

日本酒は季節商品もそうですが、
プレミア商品=抽選や転売が発生する商品があります。
(例としては、十四代・新政と呼ばれているお酒です)

これらのお酒が、トップクラスに評価されるのには理由がありますが、
出来れば記事を見てくださる方が「お酒を手に取りやすい・親しみやすい」を優先したいと思っております。
(上記のお酒を飲みたい場合はリプライやコメント欄に記載いただければ、飲めるお店をご紹介します!)

【1本目】くどき上手 純米吟醸(亀の井酒造/山形)


「ワイングラスに注ぐと、やわらかい果実香が広がり、口に含むと柔らかい口当たりから、優しい甘みが広がり優しく切れていく」

普段から「甘いお酒」を好む方にお勧めしたいのが、こちらのお酒です。

私の故郷 山形県鶴岡市で醸されています。

山形は、吟醸酒と呼ばれる精米歩合6o%以上で、低温でゆっくり発酵させて作る日本酒」が全国的に非常に有名な県と言わています。

冒頭でもお話しした、十四代や出羽桜などは
日本酒居酒屋限らず見る機会が多いのではないかと思います。

くどき上手を醸す、亀の井酒造さんも吟醸酒を作るのが非常に上手いです。

このお酒が一番良いと思うのは、

「フルーティすぎず、甘々すぎず」

私個人としては、甘いお酒は単体で飲むことを想定していると感じており、
始めの1杯目としては非常に優秀ですが、2杯目が続かない事が多いです。
(食事にも合わせにくい)

このお酒は、その点が考慮されており
飲み飽きせずに、様々な料理に合わせられる 万能な吟醸酒です。

「日本酒ってこんなに美味しんだ!こんなお酒があるんだ!」

を体現しているお酒です。

私が無人島に持っていくなら 間違いなくこのお酒になります(笑)

ご購入はこちら:
くどき上手 純米吟醸 / はせがわ酒店 オンライン店 (hasegawasaketen.com)

別の酒蔵さんですが、よりフルーティで甘さ重視なお酒であれば、
亀泉 純米吟醸 生原酒 CEL-24(亀泉酒造/高知)」をお勧めします。

南国フルーツをイメージする香りは、ワイングラスから溢れ出すほどで、飲み口のスリムさから甘さが広がり、クラシックな日本酒と異なる魅力があります。

ご購入はこちら:
亀泉 純米吟醸 生原酒 CEL-24 / はせがわ酒店 オンライン店 (hasegawasaketen.com)

【2本目】菊姫 山廃純米(菊姫合資会社/石川)


「香りは穏やかながら、穀物系や熟成に伴うカラメルのようなニュアンスを感じる。飲み口は刺激が少なく、苦みが少ない・調和された旨味がぐっと口の中に広がる。飲み混んだ後も、お酒のうまみを長い時間感じられる」

フルーティより、どっしりお米を感じられるお酒、旨味を楽しみたい方にお勧めしたいのが、こちらのお酒です。

加賀百万石の酒蔵として、霊峰白山の水でしこまれた「菊姫」

現代の名工として吟醸酒ブームの一端を担った「農口尚彦」杜氏在籍時には、日本酒初の「JALファーストクラス採用」という快挙を成し遂げた 名酒蔵です。

菊姫さんは「山廃造り」と呼ばれる、伝統的な酒造り(といっても開発されたのは明治で、それ以前の手法を発展されたもの)を行っております。現在の主流よりも手間や時間がかかりますが、複雑味があるお酒ができやすいとされています。

このお酒の特徴は「旨味

フルーティとは正反対の「王道」「クラシックな日本酒」といえます。

旨味重視なので、飲みにくいと思いきや、冷やすことで 飲み口は穏やかになり、旨味を柔らかく感じられます。

この日本酒の良いところは「温度変化」を楽しみやすいところです。

冷たいお酒を手で温めれば、温度が上がり旨味が上がってきます。
そこからお燗を付けることにより、旨味の強さとまろやかな味わいが楽しめます。

料理もタレの焼き鳥から、煮つけのような甘みがある おつまみ にも合わせやすいです。

高級料亭から大衆酒場まで、幅広い食事に合うと思います。

追記:
初心者用とお伝えしましたが、結構重いお酒なので
日本酒が本当に初めてというよりは、
ある程度知ってから良いと思います!


ご購入はこちら:
菊姫 山廃純米 720ml 菊姫 | 横浜君嶋屋オンラインショップ (kimijimaya.co.jp)

【3本目】川鶴 讃岐くらうでぃ(川鶴酒造/香川)


「滑らかな口当たりから、乳製品を連想させるしっかりした甘みと穏やかな酸が口に広がり、爽やかに切れていく」


日本酒を飲んだことがない方で、
ほろよいやサワーなどのカクテルを好む方におすすめしたいお酒。

香川でトップクラス、全国区の酒蔵である「川鶴酒造」さん。

クラシカルな日本酒を作りながらも、日本酒を知らない人たちに向けた飲みやすいお酒も提案しているお蔵さんです。

そんな川鶴さんの大ヒット商品が「讃岐くらうでぃ」です。

飲んだ人が口を揃えて「大人のカルピス」と言ってしまう、日本酒らしからぬ酒です。

アルコールはわずか「6%」

一般的な日本酒は15度〜16度くらいですので、
非常に低い度数であることがわかります。

また「にごり」が入っていることで、
よりクリーミーな舌触りを実現しています。

日本酒は「麹菌」を用いて、米麹を作り、蒸米と酵母を合わせることで発酵を進めていきます。日本酒では一般的に「黄麹」と呼ばれる菌を利用します。

このお酒の場合は「白麹」と呼ばれる 焼酎で利用される
菌を使うことにより、「黄麹」よりも酸が出やすくなります。

酸を出してあげつつ、アルコール発酵を抑えことにより、甘い酸味が出るお酒が完成するそうです。

讃岐くらうでぃは、ソーダやロックなどのカクテルスタイルでも楽しめる日本酒としては珍しいお酒です。

濃厚な甘みと酸味は、唐揚げのような油ものとも相性抜群。

日本酒を飲まない方に一口で良いので飲んでほしい一品です。

ご購入はこちら:

讃岐くらうでぃ 720ml/川鶴酒造 (kairindo.jp)

【4本目】鳳凰美田 みかん(小林酒造/栃木)


「濃厚なみかんの果汁の中に、日本酒のほのかな甘味を感じられる」


ここからは「日本酒リキュール」を2本ご紹介いたします。

リキュールの大半は、ベースとなる果実に対して スピリッツなどの蒸留酒を組み合わせて作りますが、日本酒ベースのリキュールも数多くの酒蔵さんがチャレンジしています。

「鳳凰美田」

都心から1時間30分もかからない 栃木で日本酒を醸造し、
関東圏のみならず、全国での知名度が抜群な小林酒造さん。

みかんリキュールは「鳳凰美田」と国産の温州みかんをふんだんに使ったお酒です。

鳳凰美田は、「柔らかい品のある甘みと旨み」を出すのが非常に得意なお酒です。

そこに厳選された みかんを合わせることで、濃厚ながらも品のある甘さや酸味を感じる みかんリキュール が出来上がります。

ちなみに、今年のBSFMオフ会でも差し入れさせていただき大好評でした!

他にも「もも」「ゆず」「いちご」などもラインナップがあり、どれも質の高いリキュールになっています。

このリキュールから、日本酒に入った方もいるほど。

合わせて楽しんでいただけると嬉しいです。

ご購入はこちら:

鳳凰美田 みかん720ml【クール便】 (mashidaya.co.jp)


【5本目】加賀鶴「梅酒」(やちや酒造/石川)


「梅のやわらかい酸味に、加賀鶴の日本酒の甘さが加わる事により、口の中で立体的な味わいと後味を感じられる」

日本で飲まれるリキュールの代表格といえば「梅酒」

焼酎ベースでも多く梅酒が作られていますが、日本酒でも様々な梅酒が作られれます。

その酒蔵さんの一つ「やちや酒造」さんは、石川県金沢市で金沢駅からもバスで行くことが出来る、城下町のお蔵さん。

400年以上の歴史があり、戦国武将 前田利家公 と共に尾張から加賀にお供したという伝統的な酒蔵さんです。

つい先日、酒蔵見学させていただき、登録有形文化財に指定された歴史ある酒蔵の姿を目にすることができて感銘を受けました。

私も様々な梅酒を飲む機会がありましたが、「やちや酒造」さんの梅酒は久々に唸る梅酒でした。

梅の酸と日本酒・糖類の合わさったバランスが絶妙で、
「酸っぱすぎず、甘さがしっかりあり、飲みごたえもあるので飽きない」

ロックで飲んでも薄くなりすぎず、飲みやすいので
グイグイいってしまうお酒です。

私が思いついて試したのは、「日本酒ヨーグルト リキュール」と混ぜて飲むスタイル。

乳製品の酸と甘みに梅酒の酸と甘みが混ざり、最高に上手いのでお試しあれ!

ご購入はこちら:
加賀鶴「梅酒」720ml - やちや酒造オンラインショップ (kagatsuru.com)

【6本目 ※番外編】翔空 SAKEマルゲリータ Amber(LAGOON BREWERY/新潟


「柔らかい酸味に、日本酒の甘みとトマトの味わいとバジルの香りが広がる」

5本目までは、日本酒もしくは日本酒ベースのお酒を紹介してきましたが、番外編のこのお酒はまた違います。

日本酒の定義は、
「米+米麹+水(+醸造用アルコールなど)」
で造られて搾ったものとされています。

新潟県の酒蔵さん「LAGOON BREWERY」さんは、
「米+米麹+水」に副原料を加えて発酵させて作るお酒を醸しています。

これは日本酒ではなく、「クラフトサケ」と呼ばれ、全国の複数のベンチャー蔵さんがその土地の地場のフルーツや野菜などを使ってお酒を作っています。
※清酒醸造免許は新規取得が事実上不可能で、若手蔵人さんが自分の蔵を立ち上げる中で、酒造りをする手段でもあります。

この酒は新感覚なお酒。口に含むと誰もが「ピザ!!!」と叫びます(笑)

原料を見る限りは酸味が強そうですが、口の中で一つの料理が出来上がるかの如くバランスが取れています。

発酵させて作るわけですから、原料を混ぜてカクテルにするのとは違う、蔵人の技術力がなせる技です。

私が2023年最高レベルに感動したお酒。

他のお酒と比べ定番酒ではないですが、比較的ネットでも売っている印象。ぜひお手に取ってみてください!

ご購入はこちら:
翔空 SAKEマルゲリータ Amber(720ml) | 【翔空】LAGOON BREWERY

あとがき


季節物や生酒を含めれば、ビギナー向けは沢山存在します。

それほど、現在の日本酒業界は多種多様になっており、古臭いイメージから一新されたブームになっています。

そして、今回の企画を考えるに当たって、
もっとお酒が提案できるかなと思いつつ、中々出てこないことに
まだまだ飲み足りないなと実感(笑)

また機会ありましたら、皆様に勉強の成果をお伝えできれば嬉しいです。

グルドンやBSM Discordなどでも、引き続き旬なお酒を発信していこうと思いますので、今後ともお付き合いをよろしくお願いいたします!


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