西川善司です。
BSFM散財教の教祖様のドリキンさんには及ばないとしても、2024年は、自分もかなりの出費が行われてしまいました。
このコラムでは、ざっくりとそのあたりを振り返ってみたいと思います。
嵩んだマイホームのメンテナンス費
我が家は旭化成のヘーベルハウスです。耐震性や堅牢性は立派なのですが、定期的に外装工事のメンテナンスが保証維持のための条件となっていることが少々面倒な点となっています。
我が家は、自分が20代の時に建てたものでして、25年ローンをついに払いきり、今年でついに築27年を迎えました。自分の現在年齢と、その後の想定寿命を考えると今回が、最後の外装メンテナンスとなります。ローン払いとしましたが、約300万円ほど掛かりました。中をリフォームしたわけではないので、見栄えが良くなったのは外観だけです(笑)
さて、自分はさいたま市在住ですが、筆者宅は、その新築時は、タンク式のプロパンガスしか提供さていなかった地域でした。しかし、家が建って数年後、21世紀になったタイミングで都市ガスが通りました(笑)。
しかし、プロパンガスから都市ガスへの切り替え工事はそれなりに金額が掛かります。プロパンガスよりも都市ガスの方がランニングコストは安いといわれますが、切り替え工事と引き込み工事の費用がそれなりにお高いので「ランニングコストを実感できるのは何年後なんだい」という話になります。
ということで、新築後も、ずっとプロパンガスのままで過ごしてきたのですが、ついに最近、給湯器の動作が不安定になってきたのです。
修理を依頼しましたが、これまで使ってきた給湯器の部品がもうないことがわかり、買い換えを余儀なくされることに。これから再びプロパンガス対応の給湯器に買い替えるのも微妙なので、これを機に都市ガスに切り換えることとなりました。
都市ガスに切り換えると、ガスレンジも都市ガス対応のものへと買い換えなければならず、給湯器、ガスレンジ、ガス工事、合わせて総工費約50万円ほどになりました。
最近のはブザーじゃなくて「お風呂が沸きました」ってしゃべるんですね。ちなみに上のリモコンは床暖房用のものですが、3年ほど前に、点火装置が故障して、代替部品がないとのことで、もう使えません。新築時は主流だった「灯油で沸かした温水を床下で循環させる方式」のもので、配管自体に問題はないようですが、現在主流の電気式床暖に入れ替える場合は、床下工事も必要になるようで、その場合、費用が高くなりすぎることがわかり、今回は導入をあきらめました。
「マイホームの備品不調」は重なるモノでして、前述した外装工事の真最中に、筆者の仕事部屋のエアコンが故障しました。筆者の仕事部屋は16畳あり、そこに「想定16畳クラス」のエアコンを入れていたのですが、筆者宅はパソコンが多く熱源が多いこともあり、そのエアコンの導入当初からやや能力不足気味でした。なので、季節によっては、24時間ずっと全開稼動させていたこともあってか、10年も持たずに故障してしまったのです。
ということで、今度は、大幅に能力の高い「想定29畳クラス」の高出力のエアコンを入れました。パナソニックのエオリア「CS-X904D2-W」で、工事費込みで約40万も掛かりました。「16畳でそんな高出力なエアコンは要りませんよ」とヤマダデンキの店員に言われましたが、以前のモデルも店員のアドバイスに従って購入して能力不足だったので、今回は「我を通す」ことにしました。
実際に部屋に導入されてみると、たしかに、その能力は凄まじく、未だ、送風力最大で使ったことはありません(笑)。さすがの筆者の暑い仕事部屋でも、設定「静か」運転でキンキンに冷えています。室外機も「外気50℃でもしっかり冷やします」的なキャッチコピーがあるほど強力なものらしく、今後、しばらくは安心です。
ちなみに、筆者宅は、冬場でも暖房はほとんど掛けません。複数のデスクトップPCが温風を出してくれますからね。
8年ぶりの車の買い換え
それと、今年、最大の出費は、車の買い換えでしょう。
詳細は、テクノエッジ誌のボクの連載コラム記事に書き留めていますが、2024年3月に、8年間連れ添った脚車のホンダ「S660」に別れを付け、新車のトヨタ「GR86」を契約しました。
売却した際の様子は、ボクのYouTubeでもまとめてあります。
S660の車体自体に不満はなかったのですが、S660に搭載していたカロッツェリアのオンダッシュタイプのカーナビのサービス終了が、買い換えのきっかけというか「最後の背中のひと押し」となりました。
S660はカーナビを組み込むための2DINスロットがないため、ダッシュボードの上に設置するタイプのカーナビしか搭載できないのです。S660購入時は、オンダッシュナビを生産していたパイオニア/カロッツェリアでしたが、筆者がS660を購入した2016年に「今年を持って、オンダッシュモデルの販売は終了」がアナウンスされ、その後、2022年に地図データの提供が終了。カロッツェリアのリアルタイム渋滞情報サービスの「スマートループ」への接続も、オンダッシュモデルは専用通信モジュールの3G回線のみ(BluetoothやWiFiなどの通信機能は非搭載)で、スマートフォンとのテザリングにも対応していなかったことから、2025年3月の3G回線停波と共に、事実上、使いものにならなくなることが確定したのでした。
当時、6インチ型のコンパクト・オンダッシュモデルの中では、リアルタイム渋滞情報サーバー通信機能搭載、車速パルス入力対応など…業界最高性能を誇っていました。
たまたま、S660の相場が上がっていたこともあり、自分のS660はだいぶ高値で売却ができたので、150万円ほどの追い金で、GR86の新車を契約することができました。オプションをかなり"盛った"ので、その追い金だけでは済みませんでしたが(笑)
そして、今回のGR86の新車購入にあたっては、トヨタのディーラーを使わず、地元のスーパーオートバックス大宮バイパス店を利用しました。
あまり知られていませんが、自動車用品店のスーパーオートバックスで、新車が購入できるのです。日本車であれば、どのメーカーでも購入が可能となっており、自分も利用は今回が初めてです。
理由については前出のテクノエッジ誌の連載コラムで深く解説していますが、最大の理由は、今回の自分のGR86の購入にあたっては、オプション製品について、兄弟車である、スバル「BRZ」の純正オプションパーツもミックスさせて装着したかったからです。
知っている人も多いですが、トヨタGR86とスバルBRZは両社が共同開発したスポーツカーで、細部を除けば、内外装がほとんど同一です。ですので、例外はありますが、ほとんどのパーツが互いに流用しあえるのです。しかし、正規ディーラーだと、相手方の純正パーツの取り寄せができないとのことで「だったら」ということで、そうした面倒な制限のないスーパーオートバックスで新車購入を行うことにしました。
詳細はいずれテクノエッジはの連載コラムにて。リアウィング、バックカメラ、フロントフェンダーのオーナメントは、実はスバル・BRZ用のものです
今回の車の買い換えのきっかけとなったカーナビを含めた、トヨタ製でもスバル製でもない装備品はもちろん、前述したスバルの純正パーツ、そしてペイントプロテクションフィルムなどのボディケアサービスなどをいろいろ選択した結果、オプション代金だけでかなりの額に達してしまったので、車体代金の大半は現金で支払いましたが、そうしたオプション品は全て新車購入費用のローンへと組み込んでしまいました。
契約日は3月下旬。納車は当初7月中旬とされていましたが、結果的には11月下旬となりました。
見た目上の特徴は、標準状態ではボディ同色の純正エアロを、あえて全てつや消しのブラックで塗装し、さらにドア周りに「AE86オマージュ」のストライプデカールを貼り付けたところです。フロントやドアまではプロテクションフィルムを適用しました。
納車についてや、どんなオプションを装着したのかについては、テクノエッジ誌の連載コラムの方に寄稿しようと思っています。
ボクのテクノエッジ誌の連載コラムのリンク集はこちらですので、是非、時々チェックしてもらえればと思います。
1月に予定されている1ヶ月点検時には、写真のレイズのホイールとダンロップのハイグリップタイヤ(Direzza ZIII)の他、サスペンション(車高調)、モノブロックブレーキキャリパー、大径ディスクブレーキなどの足回り関連が変わります
ということで、2024年の出費のほとんどは、「必要に迫られた出費」でしたが、歳末近くに待ち望んでいた車が納車されたことで「心持ち」的にはかなりハッピーになっています。
2025年は、2024年内の出費が取り戻せるくらいに、仕事に取り組んでいきたいと思っています。
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