#BSMAC2024 の記事になります。
BSMアドベントカレンダーは12月1日から25日にかけてクリスマスまでの期間をカウントダウンするカレンダーです。期間中マガジン(記事)をbackspace.fmの運営メンバーおよびBSMの会員の皆さんで毎日投稿します!詳細はこちらから。
自己紹介
気がついたらもう2024年も終わろうとして色々焦っているKOICHIです。 思うようにワンちゃん🐶関連事業が進まずジタバタしていますが、来年は具現化していきます。
ワンちゃん🐶について
と、いうことで、気がついたら去年から1頭増えて4頭になり、ちょっとした大家族になりました。 お迎えした子は保護犬で、元繁殖犬。
さらにうちのレオくんの兄妹だったことが判明し運命を感じました。
カメラについて
そんなかわいい子たちを写真や動画に収めるべく、 去年の11月の終わりにLeicaQ3を迎えてから1年で大体6万枚弱。
今年は動画よりも写真をいっぱい撮りました。
きっかけは石井朋彦さんが動画は見るのに時間がかかるけど写真は一瞬で見ることができる、 写真の前後や意味など写真以外のところを想像ができると言っていたことでした。
ボクの写真や動画を撮っている理由が思い出作り。 必ず自分より先に亡くなる子たちを、目にみえる形にしておきたいからです。
ただ、1000本近く撮ってて思ったのが、動画はなかなか見返さないのと、人に紹介しずらいのもあって最近は写真ばかりです。
RAW現像について
撮影をするのも好きなのですが、実は現像の方が好きだったりします。 これは動画も一緒で、昔見た映画や海外ドラマ、好きなバンドのMVなどの記憶が強く残っていて、それを再現したいという気持ちと、自分で何か作っているという感覚が好きだから。
LUTについて
よくLUTを使って簡単に雰囲気のある色にできますが、何個も試した結果、自分にはどれもしっくりくるものがありませんでした。
そこで何が好みがを言語化してみました。
「高画素/高精細でシャープだけど現実よりも演出した雰囲気」
これが自分の中での答えでした。
よく配布されているLUTを適用すると色が強めだったり、グレインをつけ過ぎていたり、ビネット多めだったりします。
なので、結局は自分で作った方が早かったんです。
実例を2点ご紹介
1つ目「ティールアンドオレンジ/ウェス・アンダーソン風」
なぜ、「風」かというとそこまで強めには出していないからです。 ちなみにティールは鴨の羽色と言いますが、個人的にはティファニーの色を想像した方がわかりやすいかなと思います。
現像ソフトはLightroomでもいいし、Capture Oneでも大丈夫です。 色を個別に変更できるツールと、グレーディングができるホイールがあればOK。
手順
1.露出とコントラスト 色を出したい場合は、気持ちアンダー目に、 淡くしたい場合は、気持ちオーバー目に調整。 フィルムっぽくしたい場合は、シャドウを持ち上げる。
2.ホワイトバランス 太陽光:5600Kを少し寒色よりにして5000Kに変更
3.HSLカラー/カラーエディター
色相: 青をシアン寄りに、オレンジをマゼンタ寄りに。 彩度: 青とオレンジの彩度を気持ちあげます。 明度: 青とオレンジの明度を調整し、色のコントラストを調整します。
4.カラーグレーディング/カラーバランス
シャドウ: 青〜シアン(青緑)方向にシフトします。 中間調: オレンジ〜黄色方向にシフトします。 ハイライト: 中間調と逆方向にシフトするか、オレンジ方向にします。
基本的にはこれで完了です。 あとは好みに応じて、グレイン、ビネット、シャープネス、かすみの除去、クラリティー、明瞭度などをいじりながら好みの現像スタイルを見つけてください。
2つ目「レトロフィルム風」
あくまで雰囲気を出すということで、赤みのある現像に仕上げます。
手順
1.露出とコントラスト ハイライトは抑えめにし、シャドウを少し持ち上げる。 コントラストと彩度はお好みで。淡くしたい場合は、気持ちマイナス方向に。
2.ホワイトバランス 曇り:6300Kに変更(気持ち暖色より)
3.HSLカラー/カラーエディター
彩度: 全体的 or 赤・緑の彩度をマイナス方向に。
4.カラーグレーディング/カラーバランス
シャドウ: 赤方向にシフトします、ここを強くするとよりフィルム感が出ます。 中間調: シアン方向にシフトします、全体的な色味を調整。 ハイライト: 黄色方向にシフトします、ここも強くするとレトロ感が出ます。
こちらも好みに応じて、グレイン、ビネット、シャープネス、かすみの除去、クラリティー、明瞭度などをいじりながら好みの現像スタイルにしてください
結果的に自分の好みのスタイルにするためには、LUTを使わない方が実現しやすいです。
額装風加工
SNSなどに載せるときにアスペクト比を合わせるために白い縁をつけて額装風にするとオシャレに見えます。
Instagramなどに、1:1(1024×1024px)で載せるために、PCだとPhotoshopやCanvaなどを使って、白いキャンバスの上に写真を載せて余白を適当につけて書き出しをするのですが、
スマホの時は「正方形さん」というアプリを使ったりします、Androidにもあります。
「正方形さん」をApp Storeで https://apps.apple.com/jp/app/正方形さん/id440279995
正方形さん - Google Play のアプリ https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.fang.squaready&hl=ja&pli=1
上記は基本的に無料なのですが、広告とか気になるので、600円の有料アプリを使っています。 Androidは正方形さんのアプリ内課金みたいです
「正方形さま」をApp Storeで https://apps.apple.com/jp/app/正方形さま/id521647672
生成AIで味付け
ここまでで雰囲気のある写真ができました。 ここでアップしても良いのですが、せっかく昨今の生成AIの進化が早いので、 できあがった写真をchatGPTに読み込ませて、キャプションやステートメントを書いてもらいましょう。
特にステートメントは客観的に見る必要があるので、参考になると思います。 ボクは全くこのあたりの素養がないので、目下勉強中です。
そして文字だけでなく、写真から音楽にしてくれるSUNOを使ってもおもしろいです。 スマホのアプリから写真を読み込ませて、先ほど作ったステートメントを読み込ませると、作曲してくれます。
都市の小径
「自然と都市が交わる静かな小径。木々の緑が生命力を伝え、晴れ渡る空が穏やかなひとときを演出している。」
https://sora.com/g/gen_01jfg36gjfeffr0rxh1dkdf9z5
白い塔のシンフォニー
「澄み切った青空のキャンバスに描かれる白い塔のシルエット。その高さは静かに街を見守る存在感を放ち、周囲の緑と冬枯れの木々が織りなすコントラストは、季節の移ろいと日常の穏やかさを静かに語りかける。張り巡らされた電線さえも、この風景の一部としてリズムを与え、生活の営みを象徴している。」
https://sora.com/g/gen_01jfg33fhze99sxp9r81zr3khh
まとめ
せっかくなので、soraで動画も作ってみましたが、自然の景色なので、おもしろ展開にはなりませんでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
いつも絡んでいただいているみなさまに感謝の気持ちをお伝えします。
来年もまた遊んでください。
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