Music Gadget Night
浅草橋にある技研バーは2022年6月からプレオープン営業が始まったのですが、その翌月7月1日にこんな案内がありました。
本日、技研バー グランドオープン
ただし、今日はMusic Gadget Nightというイベントがあります
内容は全く不明だったのですが、もうこのメッセージだけで「なにか楽しそう」というその想いだけで久々に出社した金曜日の帰り、浅草橋に向かいました。
そこで開発者のゆーいちさんとともにINSTACHORD (インスタコード)に出会ってしまって、今や技研バーでINSTACHORDに興味を持ったお客さまに弾き方説明するくらいまでにハマってしまいました。
「ボタン1つでコードが鳴ります」「ボタンに割り当てられた数字の位置とあわせてジャカジャカやると曲が弾けます」
あと、個人的には「右利きでも左利きでもOKです」っていうところも大きなポイントでした。
実機に触れながら開発者本人からうけるプレゼンに、さらにあっという間に弾ける感覚に「これ買うわ。」って一瞬で思いました。 あいみょんの「マリーゴールド」とか、秒でそれっぽく弾けるようになりますw
ちなみにボクは譜面を読むどころか、楽器で曲を弾くなんて全くできない人です。
有機ELパネルの表示と同じ位置にあるボタンを押してそのコードやマイナー、フラットなどを選択します。
INSTACHORDを購入してからYouTube動画などで解説されている「コード」をちょっとだけ勉強してみたのですが、キーを選択してパネルに表示されるのは「ダイアトニックコード」であることや、ボタンに割り当てられている数字は「ディグリーネーム」だったりとか、「コード理論に基づいて作られている」ことがちょっとわかった気になったりもしました。
INSTACHORDはギター?
INSTACHORDはその形状からギターっぽいですが、弦のように見える6つのパッドの演奏モードを変更していろいろな楽器の音を鳴らすことができます。(128種類の音色を内蔵しています)
– Strum / ストラム (ギターのようにはじく)
– Hit / ヒット (ピアノのようにたたく)
– Push / プッシュ (押さえる強さで音量が変わる)
さらにINSTACHORDはUSB MIDI、Bluetooth MIDIに対応しています。冒頭に紹介した「Music Gadget Night」ではこのようなプレゼンもありました。(動画前半のマイクの声はGOROmanさん)
ボクが購入してからの約3ヶ月の間にも機能追加、改善するファームウェアアップデートが6回もあったり、近々発売されるボタンの形状やパッドの構造を改良した次期モデルにあわせてこれまで購入されたモデルにもボタンやパッドの交換を安価に提供するハードウェアアップデートも予定されています。
先日発表されたaiwaとのコラボや今後の展開計画など、INSTACHORDから目が離せない感じになってきました。
結局、技研バーが楽しい?
ボクの場合はMusic Gadget NightでのINSTACHORDもそうですが、何があるかわからずに行っても、思わぬ方との出会いとか、見知らぬお客さまのとの会話とかなにか楽しいことがあるかもしれないと思って行っちゃうんですよね。 技研バー。
最後におまけで、絶賛練習中のボクの拙い演奏動画を載せておきます。INSTACHORDをiPhone 13 ProのGarageBandにBluetooth MIDI接続して録音したものです。
そのうち現在のネット販売だけでなく楽器店でも購入できるようになるようですが、INSTACHORDは技研ベースに常設してあるので試奏し放題です。技研バーでお会いする機会があれば、レクチャーしますw
では、また。
※この記事はBackspace Magazine(BSM)限定ですが、INSTACHORD開発者のゆーいちさんがbackspace.fmのゲスト出演されるので、一般公開にさせていただきます。