#BSMAC2023 の記事になります。
BSMアドベントカレンダーは、BSMメンバーがクリスマスまでの期間中、毎日マガジン記事を投稿する企画です。BSMメンバーでない方も全て読むことができますので、クリスマスまで一緒に盛り上がりましょう!
backspaceの外縁に漂うゲーマー,舘向裕也です。
山形市のとある地方銀行で事務員をしています。
土日の山形駅周辺にたまに現れるかもしれない……?
さて,そんな不審者がなんとbackspace Magazine 毎年恒例の大型企画「BSMアドベントカレンダー」に参戦します。
なんと不遜,そして無謀か……
テーマが定まらない中,とりあえず今年の振り返り記事を心が折れるまで書いてみよう…… とブログの編集画面の前にずっと座っています。
SNS環境,映画やゲーム,散財などいくつか案がありますが,ちょうどSNS環境についての話がまとまったので,今回はそれについて振り返ります。
発信について考えた1年,しかし結論はまだ出ない
2015年にTwitterやFacebookのアカウントを開設して以来,何らかのSNSを使い続けていますが,それぞれをどう使えばちょうど良いか,8年経った今でも解決の糸口を掴めていません。
そんな中,今年も発信に関する分野では大きな変化があり,対応を迫られました。
Twitter更新方針の見直し,2つあるプロフィールを1つに集約
自分のTwitterについて,有料プランの拡充を含む昨今の仕様の変遷の中で,本名のアカウントを2つ並行で持つ体制の維持が困難になったと判断し,更新頻度の低かった一方の更新を止めました。
現状TwitterもといXをまともに使うには少なくともX Premium Basicの加入は避けられず,仮にそれを2つ同時に契約しても,得られる効果が出費に見合わない,と判断したことによるものです。
2つのアカウントでX Premium Basicを同時に契約して毎年合計7,832円の出費ですが,例えばはてなブログの有料プラン「はてなブログPro」であれば,毎年8,434円で最大10個のブログを開設でき,独自ドメインの設定など自由なカスタマイズも解禁される……など,X Premium Basic 2つ分と変わらない価格帯でそれを超える充実した特典が提供されます。
なお2つのアカウントでX Premium Basicを2年継続すると15,664円,はてなブログProの2年一括請求額14,400円を超えます。
複数アカウントを同時に良い環境で使おうとしても,必要なコストに実際の効果が見合わないと感じられ,並行運用の継続に限界を感じたため,更新するアカウントを絞ることにしました。
この判断に至った要因は他にもあります(noteにも書いています)が,まずは「いま自分が発信で何を優先するか」を再検討した結果,これに尽きます。
ちなみに同時期に,散らばった各種SNSをできるだけnoteに紐づけるリニューアルも施しています。
noteの公式Threadsで「リンク集」機能の紹介を見たのがきっかけです。
自分のTwitterについては
- ふとTwitterで書きだすと3連以上のスレッドを回避できない
- Twitterアプリが下書きの管理に向いていない
- それなら本文をnoteに置いたほうがまだ読みやすい
……など,Twitterの代わりにnoteを使う機運が高まっていたころで,そこにnoteを自分のSNSのハブとして用いるのにちょうど良い機能が現れたのは幸運でした。
現在noteのリンク集には,休止するTwitterからの引っ越し先を案内しつつ,かつ自分が主に更新しているアカウントも一覧できる,といった2つの役割を持たせています。
これらのうちどこかに何らかの生存報告が載るという宣言,また自分もそれらに生存報告を載せていくという誓いです。
とりあえずしばらくの間はこの体制でSNSを動かしてみます。
BackSpaceKey……backspaceにおける発信チャンネルの増加
福重さんによる新しいMisskeyインスタンス「BackSpaceKey」の登場は,自分のbackspaceにおける発信環境を変える大きな契機でした。
グルドンのローカルタイムラインに対しては,最適化の方法を長いこと見つけられないでいました。
グルドンでの活動をどうするか,休止も含めて悩んでいたころ,ちょうどBackSpaceKeyのベータテストが始まり,登録して試してみました。
BackSpaceKeyは当時グルドンが直面していた問題――添付ファイルの容量逼迫,外部インスタンスとの連合の是非,など――に対処できる仕様を搭載し「サーバールールに書いていないが誰かがこうやれと言ったから仕方なくそうした」という曖昧さが和らぐ期待をすることができました。
そうして数カ月の試用を経て,グルドンからBackSpaceKeyへの引っ越し設定を組み,backspaceにおける発信の拠点を移動しました。
ただ,引っ越しを決心しその手続きが終わる前に,BackSpaceKeyのユーザー層が激しく移り変わってグルドンと互換が採れなくなってしまい……
BackSpaceKeyには時々投稿していますが,ローカルタイムラインに最適化する策を見いだせず,今も迷い続けています……
自力で話の場をモデレーションすることの難しさ
自分は少し前からDiscordを利用しており,特にゲームメディア「電ファミニコゲーマー」のDiscordサーバーでは定期的にボイスチャットで盛り上がっています。
Discordにはボイスチャット中に裏で起動しているソフトウェアの画面を共有する「Go Live」機能があり,PCゲーマーを中心にゲームプレイのお披露目に用いられてきました。
当時キャプチャーボードを持っていなかった自分は羨むことしかできませんでしたが,今年に入りDiscordのPS5対応(3月9日)やXboxのDiscord対応強化(9月)がなされ,自分の環境をボイスチャットに載せることができるようになりました。
機能の試用は順調でしたが,同時に自分が管理しないサーバーで機能を使い倒そうとすることの限界を感じ,個人で新しくDiscordサーバーを整備することを試みます。
とりあえずサーバーを開設したものの,いざ人を呼ぶにあたってサーバールールをどう決めておくか,現在も見当がついていません。
どう場を仕切るか,場の空気をどう保つか,来年も探し続けそうです……
そういえば,別の機会にある語り場の仕切りを任された際,会場責任者から「この場に関係しない愚痴を許してはならない。場の品位を下げるから」と指摘されたことを覚えています。
静かに話を聴くことはもちろん重要ですが,同時に場にふさわしくない話題は扱わせないと伝えることもまた重要だと痛感しています。
YouTubeチャンネルはさらに闇鍋化しました
PlayStation Vita版YouTubeアプリを利用するためにアカウントを開設してから10年,WiiU版『マリオカート8』のハイライト動画を公開したり,PlayStation 4からライブ配信してみたり,と実験に酷使しすぎて荒れまくった自分のYouTubeチャンネルは,RSSフィード経由の音声アップロードに対応したことで散らばったポッドキャストを集結させる準備が整い,闇鍋はさらに加速しました。
自分のポッドキャストは最大5つあり(Radiotalk, Anchor, stand.fm, Himalaya, SoundCloud)それぞれSpotifyやiTunesなどに配信したり,dlvr.itを利用した告知用自動更新タイムラインに放送の更新通知を集めたり,と各番組が忘れ去られないように様々な策を講じてきました。
そんな中,自分が発信する音声と動画をYouTubeチャンネルで一気に一覧できるのは,発信内容の悦明がしやすくなり告知の手間も減る……と考え,既にTwitchの配信アーカイブ置き場にしていたチャンネルにポッドキャストも置くことにしました。
それにより自分のYouTubeチャンネルはVlogではない何か・Twitchの配信アーカイブ・ポッドキャストのバックアップの互いに異なる3者が同居する,チャンネル分けがおすすめされる現在の風潮に逆行する奇怪なものになりました。
元々「同じサービスでアカウントを10個作るより,10のサービスで1つずつアカウントを持ったほうが前向き」の方針でSNS環境を構築してきたこともあり,チャンネルの闇鍋化は後ろ向きにとらえてはいませんが,閑古鳥が鳴きやむ時がさらに遠のいたなぁとうっすら感じています。
その他諸々……
今回のテーマの他に「自分から楽しむ努力をしたか?」「周囲に伝わらない散財」なども今年を振り返るテーマの案にありました。
自分から楽しむ努力をしたか?
エンタメ系……「自分から楽しむ努力をしたか?」が全てだった
映画版マリオ……面白くない(準備不足)
クライマキナ……林風肖さんの新作!
映画版グランツーリスモ……真面目な生き様を肯定
イースX……体験会のため東京旅行
P5Tなどアトラス新作のXbox厚遇……Xbox購入
レビューは見ない
周囲に伝わらない散財
Xbox Series S
Chromebook欲しいが……優先順位を高くしにくい
iPad miniをどうする?
ついにiPad miniの回線をauにした
USB-Cより画面比変更がつらい
FMV Chromebook 14F 欲しい
残りは個人のブログに回す予定ですが,もしかしたら寄稿記事として復活するかも……? (未確定情報)
以上,おそらく今年のアドベントカレンダーにおける怪文書になること間違いなしの回でした。
今回のために新たにBSMの執筆者アカウントを取得し,記事作成環境を触っていますが,まだまだ未知の領域が多く残り,慣れるために次回も公開に堪える何らかを公開したいと考えております。
もし機会がありましたら,その時はよろしくお願いいたします。
最後に一言
この投稿のコメント欄を覗くのは怖いな……
(YouTubeのコメント欄やTwitterの返信欄を閉鎖している)
カレンダー期間中の記事一覧はこちらからご覧いただけます。最後までお読みいただきありがとうございました。