#BSMAC2023 の記事になります。
BSMアドベントカレンダーは、BSMメンバーがクリスマスまでの期間中、毎日マガジン記事を投稿する企画です。BSMメンバーでない方も全て読むことができますので、クリスマスまで一緒に盛り上がりましょう!
詳細についてはこちらをお読みください。
初めまして。BSM カメラ部 SIGMA板 副部長 jindazs(じん)と申します。名古屋のしがないサラリーマンでございます。
SIGMA板の副部長とは言いつつもSIGMAのレンズは手元になく、10年以上前に発売されたDP3 Merrillというレンズ一体型カメラを使っています。このSIGMA DPシリーズ(およびレンズ交換式のSDシリーズ)は、一般的なカメラとは異なるFoveonと呼ばれるセンサーを搭載しています。非常に解像感の高い写真が撮れることが売りであり、根強いファン(狂信者)が多いことで有名です。
BSMのDiscordでJun OtomoさんがFoveon沼に片足突っ込みそうだったので慌てて背中を押したことでご縁があり、SIGMA板 副部長をやっています。Foveonだけでなく、SIGMAの交換レンズやfpシリーズの話題ももちろんウェルカムですのでご興味のある方はぜひご参加を!
自己紹介したい勢いで早い日付に手を挙げてしまいあんまり書くことも思いつかないので、趣味をゆるく続ける話をします。
30代も中盤を越え、周りにも「趣味が続かない」と言う人がちらほら見聞きする機会が増えました。自分自身は大学の終わり頃からカメラ趣味を初め、なんやかんやで10年以上ゆるゆると続いています。
確かに近年はスマホ写真の高画質化が進み、わざわざカメラを持ち出すことが手間と感じることも正直多いです。
でもいまだに続いているのは、小さな成功と小さな失敗を味わえるからなのかなと思います。
露出(絞り、シャッター速度、ISO)を決め、ピントを合わせ、フレーミングして撮影。色々な失敗をする機会がありますが、逆説的に色々な成功を得られるということでもあります。
たとえばマニュアル車の運転でスムーズにギアチェンジができたり、コーヒードリップするときにいい感じに挽いた粉が膨らんだり、アイロンかけた時に皺が綺麗に伸びたり、と、どこで小さな成功の感じるかは人それぞれです。個人個人の小さな成功と失敗を大事にすることがゆるゆると趣味を続けるコツなのかなと思っています。
さて、失敗/成功を経験することに関してはSIGMAのFoveonセンサ搭載機はピカイチです。Backspace.fmにゲスト出演されたこともあるイラストレーター/漫画家の安倍吉俊先生の「飛び込め!! 沼」(通称:SIGMA社の重要書類)に目一杯の愛と共に語られているのでご興味のある方は是非。(ちなみに、安倍先生ゲスト会 https://backspace.fm/341/ のお便り1は私でした!)
悲しいことにFoveonセンサ搭載機は全てディスコンになっていますのでなかなか人にお勧めできません。しかし、SIGMA社では次期Foveonセンサ機種の開発は着々と進められており、近い将来出てきて世の中をびっくりさせてくれるはずなのでみなさんご期待と応援おねがいします!
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