#BSMAC2022の記事になります。
BSMアドベントカレンダーは、BSMメンバーがクリスマスまでの期間中、毎日マガジン記事を投稿する企画です。BSMメンバーでない方も全て読むことができますので、クリスマスまで一緒に盛り上がりましょう!
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どうも、初めまして田中重次(たなかしげつぐ)と申します。
このBSMの中で記事を書ける事に驚いておりますが、せっかくの機会なので記事を書こうと思います。
私は現在クラシックギターを中心とした団体「新堀ギター音楽院」に勤めておりまして、そこで1番古い教室西荻窪教室の主任をしています。今年開校50年になります。
私は新堀ギターの全先生の中で1番レッスンしている先生でもあります(爆)
新堀ギターは世界で初めてクラシックギターで各音域ギターを開発し、演奏を行なっている特殊な団体でございます。
新堀ギターそのものが開校して65年になりますので、色々な所に看板貼ったりチラシ撒いたりして現在のギター教室の流れを作った団体でもあります。
日本最大手のギター教室として展開している新堀ギターなので、昔から色々な所からオファーがきます。
アメリカ最大のクラシックギターの祭典「Guitar Foundation of America」にメインゲストとして演奏したり
現在世界最高のクラシックギタリストとして知られているマルシン・ディラ - Marcin Dyllaや
BSMのオフ会でも紹介したバカテクフォークギタリストpiotr restecki
達が子供の時に挑戦していたギターのコンクールに招待されたり
サンクト・ペテルブルグフィルハーモニー・アカデミー交響楽団のトランペットセクション首席奏者だったアレクセイトカレフさんをバックに花は咲く歌ったり
新堀ギターの昔の演奏映像は家庭用カメラで撮影して記録に残してしたので、それが嫌すぎて撮影機材に興味が出て勉強してYouTubeみてる内にドリキンさんに出会い、その魅力に心打たれ、BSMに加入し、皆さんのスキルに心打たれ、今に至ります。
そこら辺はまた機会があればお話ししたいと思います。
今日はせっかくなのでクラシックギターの魅力を皆さんにお届けしようと思います。
クラシックギターの魅力としては単音でメロディを弾ける所です。そしてなによりクラシックギターは弦楽器として弦の距離が1番近い楽器です。
アコースティックギターやエレキギターはピックを使いますが、クラシックギターは爪を使います。
ギターのボディーは女性の身体を模していて、抱きしめるように現在の形が出来てると言われています。
クラシックギターは世界最古の撥弦楽器としての括りにあり、ナイロンで張っている弦を爪で弾く楽器でございます。
ギターの起源は古代エジプトの「ネッフェル」や「オード」という楽器がという説があり、メソポタミヤ、エジプトの古代文明の遺跡、テラコッタや彫刻にはギターに似た、胴と棹を持った弦楽器が見られます。
現在のギターのしての起源としては古代ギリシャの楽器「キタラ」と考えられています。
クラシックギターとしてはストラディバリも製作していたと歴史に残っております。
現在のクラシックギターの形は19世紀後半に、ギター制作家アントニオ・デ・トーレスによって現在のギターが形作られました。
ちなみにフォークギターのマーチンギターもクラシックギター製作しており、アメリカに移住してからフォークギターを作りました。
そしてフランシスコ・タルレガが、このトーレスのギターを愛用して、ギター音楽が再び脚光を浴び
アンドレス・セゴビア
ナルシソ・イエペス
ジュリアン・ブリーム
ジョンウィリアムズ
などのクラシックギターの巨匠たちによって世界中に広まりました。また、セゴビアの愛奏した銘器ハウザーはクラシックギターの完成されたモデルとして、その後の制作家にも大きな影響を与えています。
ちなみに私が持ってるギターはジョンウィリアムズと同じギター「グレッグスモールマン」です。
日本のクラシックギターは古賀政男さんが大きく広めた方で知られています。
現在のクラシックギター界では福田進一さんが中心人物でしょうか。
村治佳織さん
小暮浩史さん
猪井亜美さん
などなど若手も沢山出てきており、一時期衰退していたクラシックギター界は再び盛り上がっております。
クラシックギターのレッスンは基本「カルリ、カルカッシ、ソル」という作曲者達の曲「エチュード」と呼ばれる練習曲をただひたすら楽譜見ながら弾くレッスンをします。
とにかくエチュード、楽譜読みながら弾けるようになるからです。
最近はインスタコードも出てきてますが、あれも素晴らしい楽器ですね、時間とれればレビュー動画も作りたいと思っております。
ギターはそんなに難しい楽器じゃないと思います。多分w
爪で弦を弾くのを楽しめればそれで良いかと思います。
音を楽しまなければ音楽じゃないですからね。
最近レッスンしていて思いますが、すぐに完璧を求める方が多くなってきたと思います。
諦めずにコツコツとゆっくり、気長に頑張っていければいつかは弾ける楽器だと信じております。
そんな事を思いながら日々レッスンをしたり、演奏したりしております。
以上になります。長文失礼しました。
また後日新しくマイクを買いましたので、そこら辺のレビューもこちらでしていければと思います。
ありがとうございました。
最後までお読みいただきありがとうございます!
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