#BSMAC2022の記事になります。
BSMアドベントカレンダーは、BSMメンバーがクリスマスまでの期間中、毎日マガジン記事を投稿する企画です。BSMメンバーでない方も全て読むことができますので、クリスマスまで一緒に盛り上がりましょう!
詳細についてはこちらをお読みください。
はじめに
こんにちは、岡山在住のtochiと言います!
今回、BSM Advent Calendarへの寄稿の機会をいただき何を書こうか、かなり悩みました。
最近の散財ネタ、自宅をプチスマートホーム化した話、散財時に気をつけていること・・・etc
しかし、BSMコミュニティーには歴戦の猛者達が沢山いらっしゃいます。
しかも、アドベントカレンダーは後半戦の方が書く敷居が高くなる。(すでに、良記事が沢山ある)
自分だからこそ書ける内容ってなんだろう?と数日悩んで、深夜3時に思いつきました!
そうだ「種子島のことを書こう!」
僕は既婚者ですが、妻が種子島出身です。
そして、BSM Advent Calendarの1日目にインターンの若林さんが宇宙の記事を寄稿されていました。
若林さんほど宇宙に対する熱い想いがある訳ではないですが、息子たちと露天風呂に行くと最後はだいたい宇宙の話をしています。w
宇宙ってロマンがありますよね!
この記事では、宇宙に興味がある方が、国内でロケットの打ち上げを見ようとおもった時の旅のしおりになれば幸いです。
種子島とは
種子島といえば、歴史の教科書で習った鉄砲伝来が有名ですが、国内最大のロケット発射台、種子島宇宙センターがあるのでTVの中継でも取り上げられたりします。
種子島宇宙センターは、青い海、青い空が広がる島の端っこにあり、世界一美しいロケット発射場と言われたりします。
ちなみに、皆さんは種子島がどのあたりにあるのかご存知ですか?
僕は妻と知り合うまでは正確な位置を知りませんでした。。。
「沖縄本島の近くでしょ?」くらいに思っていましたが、種子島は鹿児島県に属します。
鹿児島から高速船または、飛行機で1時間位の距離です。
規模感も「車で1時間位で島を一周できるんでしょ?」と思っていましたが、全長は60kmほど有り、島内には1つの市と2つの町があります。
港や飛行場がある、西之表市から種子島宇宙センターがある南種子町までは車で1時間程度かかります。
交通手段
飛行機
飛行機は鹿児島と大阪からの便があります。
鹿児島からなら35分位のフライト時間ですが、飛行機はプロペラ機で機内はバスを広くした位の大きさです。
天候によっては結構揺れます。
船
船は高速船とフェリーがありますが、フェリーは貨物を目的としているのでかなり時間がかかるみたいです。(僕は乗ったことがありません)
高速船は鹿児島港から高速船トッピー&ロケットに乗って、搭乗時間は1時間くらいです。
僕は、運行本数が多く利用しやすいトッピーを使うことが多いです。
ちなみに、「トッピー」とは種子島の方言で「トビウオ」という意味で、高速船も船体が浮いて海の上を飛ぶように進みます。
また、島内の移動は車になるので、レンタカーを借りことをおすすめします。
宿泊
あらきホテル
港がある西之表市はスーパーやコンビニ、飲食店もあるので初めて種子島に滞在する方にはおすすめです。
市内であれば宿泊場所は沢山ありますが、僕が宿泊したことあるのは老舗の、あらきホテルです。
港から歩ける距離にあります。
いわさきホテル
種子島宇宙センターを隅々まで満喫したいのであれば、宇宙センター近くの、いわさきホテルが良いかもしれません。
リゾートホテルなので、プールあり、プライベートビーチありでロケーションはとても良いです。
種子島宇宙センター
見学施設
宇宙センター内には見学施設もあって、国産ロケットの歴史を学ぶことができます。
また、施設内にはおみやげコーナーもあって、Tシャツやキーホルダーなどロケットに関連するグッズが多数販売されています。
宇宙食も販売されていますが、宇宙食は西之表市内のファミマでも購入することが出来ます。
施設案内バスツアー
タイミングが合えば、バスツアーに申し込むと通常では入ることが出来ない宇宙センターの施設内をガイド付きで案内してくれます。
こちらは事前予約が必要なので早めに申し込んでおくことをおすすめします。
打上げ見学場
ロケット発射当日は半径3km以内は関係者以外立ち入り禁止になります。
その為、宇宙センターの施設も立入禁止となります。
打ち上げの観覧は見学場が準備されているのでそこまで移動する必要があります。
ロケット発射自体は天気がよければ島内どこからでも見ることができます。
発射時の勢いは凄まじく、家の壁が振動するくらいなので、大迫力を感じたいなら見学場から見る事をおすすめします。
但し、ロケットの発射は天候に左右されるため、発射予定日時が延期されることもしばしば。
ロケット発射を見に行く場合には発射予定日の後ろに1週間くらいの余裕を持っておくと安心です。
観光
海
夏の時期なら日本の水浴場88選に選ばれた浦田海水浴場がオススメです。
海の透明度も高く、シャワーや更衣室もあるので気軽に海で遊びたい方にはオススメです。
サーフィンをする方なら種子島の色々な海で良い波に乗れるかもしれません。
実際に、サーフィン目的で島内に移り住む人も沢山います。
屋久島
種子島のお隣には、もののけ姫の森と言われる、世界自然遺産の屋久島もあります。
種子島から高速船も出ているので、少し足を伸ばして訪れてみるのも良いかもしれません。
但し、いちばん有名な縄文杉を見るには往復10時間のトレッキングが必要なので覚悟が必要です。
ヤクスギランドなら運動靴で気軽に行けるので、体力の自信のない方はこちらがおすすめです。
それでも、樹齢千年以上の杉は圧巻ですよ。
お土産
宇宙食
宇宙食は物珍しいし、種子島にロケットを見に行ったという意味では一番わかりやすくて良いです。
ただ、宇宙食は普通に食べられますが、美味を求めてはいけません。w
芋焼酎
種子島では芋の生産も盛んで、芋焼酎の酒造もあります。
紫芋を原料とした、紫(ゆかり)は口当たりも良く飲みやすいので、贈答用によく買われています。
また、種子島安納地方で作られた安納芋の焼酎も飲みやすくて人気です。
安納芋は糖度が高く、数年前に安納芋の焼き芋が東京では1本1000円で販売されていました!?
ただ、地元民は毎日飲むので、コスパが良い甘露を好んで飲んでいる印象です。
調味料
我が家も帰郷した際には必ず買って変えるのがポン酢ベースの醤油、ぽん太郎です。
製造は鹿児島なので、鹿児島市内でも購入できます。
甘口ですが、刺し身にも、卵ご飯にも合います。
我が家は何でも、ぽん太郎でいただきます!
お菓子
お菓子も芋ベースのものが多く、我が家は酒井屋のパイ生地ベースの「紫伝説」「安納芋巴維」と、マルボーロの「南蛮伝来」は必ず買って帰ります。
「秒速5センチメートル」聖地巡礼
「君の名は。」が大ヒットし、現在「すずめの戸締まり」を上映中の新海誠監督が手掛けた「秒速5センチメートル」の第1話は種子島が舞台です。
高校生がカブを運転しているシーンはありますが、実際に種子島の高校では通学にカブ通学をしている生徒さんが居るそうです。
映像の中でも実在する種子島の場所が多数描かれているので、聖地巡礼してみるのも良いかもしれません。
まとめ
かなり長くなってしまいますが、種子島に行かれる際には参考にしていただければ幸いです。
何気に僕もロケット発射を見たことは無いので、一度は見てみたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございます!アドベントカレンダー期間中の記事一覧はこちらからご覧いただけます。